モバイル用に最適化されたページ「AMP」を簡単に生成するWordPressのプラグイン
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- 投稿者:WEB上手 | 2016年4月20日
Let’s Encrypt(レッツ エンクリプト)が正式サービスとなりました。
・Let’s Encrypt
https://letsencrypt.org/
Let’s Encryptは無料でサーバー証明書(SSL)を取得できるサービスになります。ただ、導入するにはroot権限が必要になる為、基本的には共用サーバーでは利用できません。その為、専用サーバーかVPSでの導入になるかと思います。
サイト全体をHTTPS化する「常時SSL」は、Googleの検索結果で優遇される(厳密には上位表示の為の1要因)ことから、一気に普及しつつあります。以前はサーバー証明書は、年間30,000円~70,000円くらいはあたりまえでしたが、最近では安いもので年間1,000円程度で取得できてしまいます。
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モバイル用に最適化されたページ「AMP」
共用サーバーの場合、独自SSLも決められたものしか利用できなかったりします。
とりあえず、共用サーバーでもできること。
もう一つ、Googleが推進しているAMP(Accelerated Mobile Pages)があります。2016年2月から、Googleの検索結果にも導入されることになったようです。
AMPはモバイル用に最適化されたページで、Googleがそのページをキャッシュする為、ページにアクセスすると瞬時に表示されるというものになります。AMPは専用の記述が必要になりますが、WordPressを使っている場合には、プラグインで簡単にAMPを生成することが可能となっています。
AMPに対応することが検索結果の上位表示に繋がるということは、どこにも明記されていません。しかし、Googleが求めている理想のWEBサイトは「ユーザーにとって利益のあるサイト」になります。少なくとも、AMP対応にしておくことで、「スマートフォンで瞬時に表示することも出来る」ようになるというメリットがあります。
WordPressでAMP対応するプラグイン
WordPressにログインしたら、プラグインの新規追加のページへ行き、「AMP」と検索すると検索結果に表示されます。「AMP WordPress サイトを Accelerated Mobile Pages (AMP) 対応にします。 作者:Automattic」をインストールして有効化するだけで、完了です。
例えば、こちらの記事のアドレスは以下のようなものになります。
https://www.web-jozu.com/web/wordpress_amp/
AMP対応化されたページを見るには、最後に「amp」を追加します。
https://www.web-jozu.com/web/wordpress_amp/amp/
いかがでしょうか。
とてもシンプルなページが表示されたかと思います。
実際には、もう少しデザインをカスタマイズすることが出来るのですが、少々手間ですので、とりあえずは、デフォルトのままにしておくことにします。
もし、文字化けしていたり、エラーが出てしまった場合には、Googleに登録してもらえないので、修正する必要があります。私の場合、記事にソーシャルボタンを追加することが出来るプラグイン「WP Social Bookmark」が、エラーを引き起こしていました。使ってはいけないタグを挿入してしまっていたようです。
その為、「WP Social Bookmark」を自動で挿入しないで、テーマのテンプレートに直接、「WP Social Bookmark」を出力するタグを書き込み、回避しました。
エラーを確認するには、Google Chromeで「F12」を押して、デベロッパーツールを表示します。その中の「Console」ウィンドウにエラーがある場合には表示されます。URLの最後に「#development=1」を付加して、「AMP validation successful.」と表示されれば大丈夫です!
https://www.web-jozu.com/web/wordpress_amp/amp/#development=1
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