MySQLのデータベースから500エラーでエクスポートできない場合の対処法
- WordPress
- 投稿者:WEB上手 | 2017年1月13日
この記事を簡単に書くと…
- phpMyAdminでデータベースをエクスポートする際に500エラーになってしまう
- エクスポートのデータ容量や時間制限(タイムアウト)でエラーの可能性も
- プラグインを削除したりテーブルを小分けにしてエクスポートすることで回避
WordPressで構築したサイトを、別のサーバーに移転する際には、データベースのエクスポートが必要になります。phpMyAdminにログインして、エクスポートをすることになりますが、エクスポートの「実行」ボタンをクリックしても、500エラーになってしまいエクスポートできないことがあります。
サーバーの不具合かとも思いましたが、何度やっても同じです。。。
そんな時は、エクスポートするデータの容量や、時間の制限(タイムアウト)を超えてしまっている可能性があります。
エクスポートの際にデータ容量や時間で制限がかかっている
それを確かめるには、まずは一番データ容量の少なそうなテーブルだけを選択して、エクスポートしてみましょう。もしも、少なそうなテーブルが分からなければ、適当な任意のテーブルで大丈夫です。
これで、無事にエクスポートが実行されるようなら、やはり原因はサーバー側の制限にあります。
今回、Zenlogicからデータベースのエクスポートをしようと思ったのですが、ほんの数MBの容量で500エラーになってしまいました。投稿してある記事数で言えば50記事程度です。
ロリポップを使っていた頃にも、同じようにエクスポートは何度も行ったことはありますが、500エラーになることは一度もなかったので、最初は戸惑ってしまいましたが、まさかそんな少ない容量で制限がかかるとは。。。
後日書きますが、Zenlogicは一番安い月額890円のプランSだと、かなり制限が厳しいです。
特別限定プランの「プランS」と「プラン1」の違いは、容量と休日の電話サポートがないだけのような感じですが、もう一つの「サーバー設定チューニング」が含まれていないことが大きくことなります。
これにより、サーバーのチューニングをしてもらえないので、必要のない部分にもリソースが割り振られてしまっており、本当に欲しい部分でのリソースが、かなり少なくなってしまっています。詳細は後日に書きますが、これはかなり痛い。。。
クラウド型で、スペックの割には安いと思いますが、チューニングができないプランSだと、少々厳しいですね。。。
サイトが育ってからの引っ越しが出来なくなってしまう
別サーバーから、移転する際に、データベースをインポートした時には、数十MBのデータもインポートできたので、エクスポートだけが制限されているようです。
つまり、気を付けたいのが、別サーバーから引っ越してきたのは良いですが、別サーバーに引っ越したい時には、データベースのエクスポートができなくて、引っ越しできないという事態に陥ってしまうことです。
WordPressで日々更新していくと、やはりデータベースの容量も、それなりに大きくなっていきますよね。ある程度サイトが育ってから、引っ越しできないのも、困りものです。
プラグインを削除したりテーブルを小出しにしてみる
今回は、私の場合は、データ容量の多そうな、アクセス解析プラグインの「Count Per Day」のカウントデータを捨てました。このデータだけで、数MBになっていたので、こちらのテーブル(cpd_counter)を除外したら、無事にエクスポートすることができました。
このように、プラグインのデータだけでも結構な容量になってしまうこともあります。
その為、エクスポートで500エラーが出てしまうような場合には、プラグインを削除してしまうというのも手です。プラグインの削除と同時に、データベースのデータも削除するようにしましょう。
それでも、まだエラーが出てしまうようなら、テーブルを分けてエクスポートします。
これにより、データ容量が分散されるので、容量やタイムアウトなどの制限にかかりにくくなります。
まとめ
それでも500エラーが出るようなら、サーバーの管理者にお問い合わせをしてみましょう。別な原因が特定できるかもしれません。ただ、Zenlogicほど、制限が厳しいサーバーはそんなにないとは思いますが。。。(^^;
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